お金のはなし

2002年6月10日
そういえば、最近いろいろと話題に出ている「税金」とか「年金」とやら。
子育てをしていたり、お年寄りや障害者を抱えている家族は優遇されるべきだと思う。また、子供が高校生や大学生など、お金のかかる時期に当たる家族も優遇すべき。また年金も報酬比例部分の支給開始年齢が65歳からに段階的に引き上げられ、私の親の年代だと63,4歳からの支給となる。このままだと、パートや専業主婦からもお金を集めないと、年金制度は破綻してしまいかねなくなってしまうので、何かいい方法を考えて欲しいものである。
また、母子家庭はもう少し制度の上で手厚くするべきだし、児童手当も父親だけの年収で見るのではなくて世帯全体の年収で支給要件をみるべき。
政府もまだまだ見直さなければならないことがたくさんあると思う。
うちの会社はパートさんが多いので、よく103万円という言葉を耳にするが、それよりも世帯全体の収入を見て所得税をどうするか税率などを決めるべきだと私は思う。夫の収入が400万で妻がフルタイム労働で300万の家庭と、夫の収入が600万で妻がパートで100万稼いでいる家庭では、明らかに夫400万+妻300万家庭の方が税金も多く払っているし、家計は苦しいのは事実。所得税の額で保育所に払う月額も決められちゃうから、夫婦間の所得格差が少なくて税金を多く払っている我が家はとーってもつらい!私の手取りの約3分の1は保育料に消えます。働いていても手取りの半分以上が保育料に消える家庭も少なくないと思う。そう考えると、3歳未満の低年齢児の保育料も少しなんとかしてほしいものである。低年齢児は保育料が高いため、それを払うぐらいなら母親は働かない方がいいということになり、法的にはかなり整備されてきている部分もあるが、結果的には子育て期の女性の就労意欲をそいでいる。昔よく言われた3歳児神話とかいうものを唱える人がいるが、今はただの神話に過ぎない。愛情とは一緒にいる時間の長さが問題なのではなく、いかに時間は短くても朝晩や休日に親子のコミュニケーションをしっかり取るかが問題なのである。そこができていれば、親が働いていても子供は不安になったりすることはあまりないと思う。
確かに、それぞれの事情でつらい面もあるが、日本は暮らしにくい国なのかもしれない。

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