昨日の続きみたいなものだ。
結婚したら女性は、良妻賢母で居ることが求められ、夫の帰りを待ちながら、育児家事はきちんとこなして当たり前だと思われている。
そして子供と1日中遊んでいられていいよな、なんて夫に言われたら、この苦労は誰に理解してもらえばいいの、なんて絶望的な気持ちになる。

そんな世間一般の常識は、はっきりいってありがた迷惑だ!

男だけでなく、女だって人間だ。
育児や家事に疲れるときもある。
自分の物が欲しいときもある。
お酒を飲みたくなるときもある。
旅行に行きたいときもある。
女性は結婚したら、お金も時間も自由など無いのだ。

こんな状況では、日本男性の意識が変わらない限り、少子化を叫んでいるけど、
結婚したい女性は増えるはずもない。
世の女性たちの多くは、結婚することが損だと感じている。
特に30過ぎると、結婚に対する憧れもあるかもしれないが、はっきりいって自分のお金でゆうゆうと暮らしていた方が、ストレスも溜まることもないし、自由になるからだ。

自分たちはそれで良いかもしれない。
でも私達の世代(団塊ジュニア)こそ子供を残さないと、後々の年金やその他の社会保障制度にもひずみが出てくる。
議員さんたちは、保育園を増やせとか待機児童を減らせなんて、現実的な数字をみて言っているけど、日本の国のこの体質をなんとかしてほしい!!

結婚して良かった、共稼ぎして良かったと思える社会を作らないと、日本はいずれ滅びてしまうだろう。
毎日、職場と家の往復のみで、仕事と家庭しか見えてない。
普通、まだ30のオンナだったらこんな感じだと思うのを、私流に生活に疲れた子持ち30オンナのコメントを書いてみた。

「おしゃれを楽しみたいわ〜。」
→おしゃれなものより、子供に汚されるから洗濯できる物が良いわぁ

「雰囲気の良いレストランにでも行って食事したいわ〜」
→そんなところに行ったら、子供たちが騒いで迷惑かけるからファミレスで我慢我慢!行きたきゃ子供預けていくっきゃないよね

「たまには、バーでカクテルでも…」
→子供を寝かしつけないといけないから、夜飲みに出歩くなんてとんでもない!

「ディズニーランドでデートでも…」
→ベビーカーを押して子供の乗れる物やショー中心に見て歩かないといけないし、食事にも時間がかかる!荷物はリュックに満杯!とてもじゃないけどパーク内を颯爽と歩いている人がうらやましくなるぐらいだ!

「この仕事に飽きたから結婚して辞めようかしら」
→とんでもない、子持ちの30超えたオンナなんか雇ってもらえるところはなかなかないんだから、産休取れて子供が保育園に入れそうなら結婚しても我慢して勤めなさい!結婚生活ダンナの収入だけでやっていけるのが当たり前という時代は終わりました

「海外旅行にでも行きたいわ」
→子育てにお金がかかるから今は我慢。だいたい小さい子を連れて行ったって飛行機の中でぐずるだけよ。せいぜいどうしてもというなら、韓国ぐらいにしておいたらいいじゃないの?子供が3,4歳になったらハワイまで行っても楽しめるかもしれないけど、2歳未満だと国際線の飛行機代がかからないので0,1歳のうちに連れて行く人もいるけど、あとは良識を考えて行動すれば?

「ブランドバッグが欲しいわ」
→子供の服や持ち物が優先よ、自分の物は一番後回しだわ、どうしてもっていうならオークションで安く手に入れたらいいじゃないの?

これが生活に疲れた30オンナの現実的な考え方というか、自分でも冷めてるな〜と思ってしまうぐらいオンナとしての楽しみも何も無いのではないかと実感する。

私の中のオンナはどこへ行ってしまったのだろうか。
多分元々現実的だからあまり楽しまないうちに結婚・子育てに入ってしまったんだろうし、今頃になって少しはおしゃれしなくちゃとか色々と考える部分もあるように思う。